この夏の異常な暑さにも拘らず、多くのご参加者にお越しいただき盛会に終了!! 当日は37℃の猛暑の中、30分前には会場入り口に並び始めたお客様。熱中症になっては大変!ということで急遽、開場時間を早めて入場して頂きました。
あまりの暑さに、予約はしたけれど会場まで行かれないと出かけることを控えたお客様から、当日キャンセル続出でしたが、それでも104名のお客様が来てくださいました。
外気の気温があまりに高くて空調の効きが悪かったのですが、「素敵な演奏に暑さも感じなかったわ!」と、後日お電話下さったお客様もいてホッ!
熱気と闘いながら演奏して下さったアーティストさんには感謝、感謝のコンサートでした。


 サンサーンスの「白鳥」でオープニングを飾るハープとサックスのデュオ
サックス 江川良子氏  ハープ 堀米綾氏
ハープとサックスという珍しい組み合わせで息の合った演奏をみせる二人
 
楽器説明等で参加者が理解を深めたコーナーの後は「ロンドンデリーのうた」を
アンコールに。

 

 演奏曲目
第一部
1.白鳥(C.サンサーンス作曲)
2.亡き王女のためのパヴァーヌ(M.ラヴェル) 
3.ヴィクトリアンキッチンガーデン組曲 (P.リード)
4.グラウンドによるグリーンスリーヴス (作者不詳)

第二部
1.黒鳥の歌(H.ヴィラ=ロボス)
2.組曲「ゆきめぐる」より青の時・土の命たちの詩・稲穂のダンス(大場陽子)
3.5つの色合い(M.ベルトミュー)
アンコール  ロンドンデリーの歌

出演者プロフィール

江川良子 サックス
千葉県出身。12歳よりサクソフォーンをはじめる。東京芸術大学卒業、同大学院修了。
市川市文化会館オーディションに最優秀(管・打楽器)にて合格、同演奏会に出演。ならびに東京文化会館デビューコンサートオーディションに合格、同演奏会に出演。
2003年ノナカ・サクソフォーン・コンクール第2位。
ソロ、室内楽、吹奏楽やレコーディングの分野での活動の他、
『清水靖晃&サキソフォネッツ』『Saxophone Quartet athena』『code”M”』『Ensemble Otto Voci』等様々なアンサンブルに参加し、日本国内各地での公演のほかモスクワ、キューバ、インドネシアなどでの海外公演やCDリリースなども行っている。
また、ピアニスト原田恭子氏やハーピスト堀米綾氏とのデュオリサイタルを企画・プロデュースし、アレンジ作品や委嘱作品を含めたサクソフォーンの新しいレパートリーの開拓にも力を注いでいる。
これまでに、サクソフォーンを彦坂眞一郎、須川展也、冨岡和男、平野公崇の各氏に、室内楽を中村均一氏に師事。
洗足学園音楽大学非常勤講師。

堀米綾 ハープ
東京都出身。東京芸術大学音楽学部付属音楽高校を経て東京芸術大学を卒業。
大学在学中にイタリアのシエナ・ギジアーナ音楽院夏季マスタークラス修了。卒業時、同声会新人賞を受賞。 07年アメリカにてjazz pop harp festivalを受講。
これまでに桑島すみれ、木村茉莉、マリア・グラツィアコンソリの各氏に師事。 05年、クラリネットとのデュオアルバム「Berceuse」をリリース。
ソロ、オーケストラからスタジオワーク、ライブサポートなど幅広いジャンルで活動している。
現在、「菊地成孔 ペペ トルメント アスカラール」のメンバーとして、これまでに3枚のアルバムをリリース。この他、銀座十字屋ハープカルテット、東京ウィンドヒーローズのメンバーとしても活動する。